8月27日付朝日新聞に体性幹細胞変える治療との表題で抜歯後に捨てられていた「親知らず」が歯周病の治療に役立つ可能性が見えてきたとのことです。
歯の根と周囲の骨の間にある歯根膜に着目し、歯根膜は骨の再生を促す役割があるが、歯周病の患者では部分的に失われている。抜歯された歯根膜より培養された細胞シートを歯の根元に移植し、骨の欠損部に一緒に入れた骨補填材(リン酸カルシウム)が骨に置き換わって周囲の骨を再生させる方法で、臨床では、骨が平均3mm回復した。との記事が載っておりました。
まだまだ先の事とは思いますが、手術が出来る時期までは、歯周病で骨を失わないよう、歯周病のメンテナンスに、医院側、患者側共に努めましょう。
ふそう医院は、8月10日~17日 夏休みのため休診となります。
梅雨の最中体調管理とともに口腔の管理にも充分気をつけてください。
ブラッシングは1日3回が基本ですが、夜寝る前のブラッシングが重要になります。
やってるつもりと、やられているは全然違いますので、来院の上検診指導を是非受診してください。お待ちいたしております。
6月は虫歯予防月間です。
学校健診も終わり、治療勧告書もいただいたと思います。
これを機会に是非ご来院をお待ちしています。
なお、アルツハイマー病の原因として歯周病が大きな要素になっていることが最近の研究でわかってきました。